エリアフィッシングで本数をのばしていきたいと思うのは誰にとっても当たり前のことだと思います。
アタリがあっても、それをしっかりキャッチするか、バラしてしまうか。
その明暗を分けるのが「あわせ」のテクニックではないでしょうか?
なんとなく釣れたではなく、自分で釣ったと思える「あわせ」について書こうと思います。
用意するタックル(ロッド・リール・ライン)数は?
管理釣り場に行って周りを見渡すと、何本ものタックルをセットしている人がほとんどです。
ロッド1本だけで釣りをしている人は初心者なのかな?と思うのが普通です。
用途にあわせて数タックル用意しているのにはもちろん意味があってのことです。
スプーンのノセ用・スプーンのかけ用・マイクロスプーン用・クランク用・魚が沖にいるとき用・魚が足元にいるとき用などなど。
さらにラインを数種類なんて考えだしたら・・・そこまでするのはプロかトーナメンターでしょう。
だいたいの人は2~3セットといったところでしょうか。
しかし、あえて私はワンタックルでの釣りに挑戦しています。
レギュラーテーパーのタックル1セットで、なんでもやってしまおうというスタイルです。
なので、今回の記事ではお気に入りの竿1本で、しっかり「あわせ」る方法をお伝えします。
「あわせ」の種類
「あわせ」について考えると、いくつかの手法を思いつきます。
- のせる
- かける
- 巻きあわせる
- のせてかける
このくらいでしょうか。順番に説明していきたいと思います。
のせる
これは、「のせる」というよりは、「のった」というほうが正しいかもしれません。
ロッドがしっかり仕事をしてくれて、一定の速度で巻いていたら魚の重みを感じる状態です。
この時に大切なのは、巻き続けるということです。
主にクランクを使っているときの釣り方ですね。
かける
これは、「ラインを見てかける」・「手に伝わる感触でかける」という2パターンがあります。
前者は、巻いている途中でラインが不規則な動きをしたらアタリと判断し、かけていきます。
後者は、手元に伝わるちょっとした感触を逃さずに、かけていきます。
コンマ何秒の世界です。
かける=クイックに強くあわせる、というイメージです。
実際にはあまり使わない方法です。
巻き合わせる
これは、アタリを感じたら一気にリールを巻くだけです。
ロッドとリールに仕事をさせるあわせ方で、ドラグのセッティングが緩すぎるとフッキングが甘くなります。
のせてかける
これは、「巻いてかける」と言い換えることができます。
アタリを感じたら、リールを巻きながらラインにテンションを与えてやり、ワンテンポ遅れて軽めにかける、というあわせの方法です。
ワンテンポっていっても0.2秒くらいだと思いますが、測ったことは無いので感覚で言ってます。
私の釣りでは、この方法を一番多用します。
「あわせ」のテクニック
「かける」「ノセてかける」ときの「あわせ」テクニックになります。
先にダメなテクニックを言うと、手首を返す・ロッドの先端を上に向ける、この2つですね。
魚に伝わる「あわせ」の力が弱かったり、遅くなったりします。
私が正しいと思う「あわせ」は、ロッドを持っている手の位置を素早く肩に近づける!です。
無駄のない動きで、フッキング率アップにつながります!
ステップアップ
アタリはあるけど釣れないという時は、ちょっとした変化をつけてみましょう。
アタリがあるということは、大きく間違ってはいないということなので、少しだけ釣りを変えていきます。
たとえば、巻きスピードを少し早く、または少し遅くしてみるとか。
たとえば、ルアーの色をほんの少し明るく、または少し暗くしてみるとか。
わずかな変化で釣果がのびることは良くあります。
逆に、アタリがない時は長時間同じ釣りでネバらないで、さっさと釣り方を変えましょう。
まとめ
釣りというのは釣り人の感覚が大切なので、私がここで書くことも私の感覚でつかんだ事になります。
何度も繰り返して感覚をつかむことが大切なのですね。
しっかり「あわせ」られればバラしが減って釣果がのびるので、「あわせ」を意識してやってみてください。