北国の厳しい冬が終わり、雪解けのあとにやってくる春の訪れを約2000本の桜が祝福してくれます。
GWごろに桜のお花見を楽しみたいなら、北海道美唄市にある東明公園がおすすめです。
美唄市の東明公園について、桜の見ごろの時期やアクセス、イベントの情報ご紹介します。
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東明公園の桜のお花見の基本情報
美唄市は冬の積雪量がとても多い石狩平野のほぼ真ん中にあり、かつては炭鉱で栄えたまちです。
そんな美唄市にある東明公園は、空知管内随一の桜とつつじの名所です。
また過去には、歌手の森山直太朗さんがテレビの番組内で園内の桜をバッグに「さくら(独唱)」を熱唱したことで、その名が全国的に知れわたりました。
所在地
北海道美唄市東明町
アクセス
【お車で】
道央自動車道「美唄」ICから市街地とは反対方向に10分ほど進むと到着します。
【公共交通機関で】
JR函館本線「美唄」駅から市民バスで「ゆ~りん館」を下車、徒歩3分ほどで到着します。
バスの乗車時間は、25分くらいです。
料金は、一律大人(中学生以上)230円、小児(1歳~小学生)110円、0歳児は無料です。
バスの運行本数は、一日11本と少ないです。
そのためタクシーについてもご紹介します。
美唄駅から東明公園までは、10分ほどで到着します。
料金は、約1700円くらいです。
駐車場
園内に約100台分の無料駐車場が用意されています。
東明公園の桜の見ごろ
例年5月上旬が見ごろになります。
GWにタイミングよく見ごろが訪れます。
園内の桜は、日本で最北に咲く淡いピンクのソメイヨシノが有名です。
また日本の野生の桜の中でも濃いピンクが特徴で、北海道ではよく見られるエゾヤマザクラも咲いています。
その2種が入り混じって咲いているので、濃淡コントラストがとてもきれいです。
東明公園の桜のお花見のイベント
毎年5月上旬のGW中に「びばいさくら」というお祭りが開催されます。
イベントとしては、美唄市のさくらの苗木が毎年限定100本無料配布されます。
先着順になりますので、手に入れたい方は詳しい配布日時がおまつりのSNSにて発表されます。
ぜひチェックしてからお出かけください。
こちらのプレゼントは、街が桜でいっぱいになることを夢みて始まったそうです。
とてもすてきな企画ですね。
そしてなんとおまつりの期間中に、一日だけ花火大会も行われます。
約2200発の花火が音楽に合わせて打ち上げられます。
夜桜と花火が同時に楽しめることは他ではなかなか体験できなません。
東明公園の桜のお花見のライトアップ
びばいさくら開催中は、18時以降ライトアップがされます。
また期間以外の日は、ぼんぼりの点灯がされていますので通常のライトアップとは違う幻想的な雰囲気の中で夜桜を楽しむこともできます。
東明公園桜のお花見の屋台の出店
びばいさくらで出店される屋台で、ぜひ地元の名物グルメも堪能していただきたいです。
まずご紹介したいのは、地元の名物「美唄やきとり」です。
こちらのやきとりは鶏の内臓・肉・玉ねぎをひとつの串に刺し、塩・コショウで焼き上げます。
一本の中に鶏のさまざまなもつ(きんかん、玉道、ハツ、レバー、砂肝、セセリ)を残すことなく味わうことができるのが特長です。
そしてもう一つは、郷土料理「中村のとりめし」です。
こちらは、美唄中村地区の農家のお母さんが来客の際に、おもてなし料理としてふるまったのが始まりとされています。
美唄やきとり同じで鶏の肉だけでなく鶏もつまで余すことなく使われており、お砂糖とお醤油、お酒のみで少し濃いめの味で炊き上げるのが特長です。
ぜひ桜をみながら、美唄のふるさとの味もお楽しみください。
東明公園の桜のお花見のおすすめスポット
公園の西側の入口から東側の端まで約700mに渡ってソメイヨシノの桜並木があります。
車で走ることが出来ますますので、ぜひドライブスポットとしても桜を楽しめます。
東明公園の桜のお花見のその他の情報
園内での桜を楽しんだ後のおすすめのスポットは、「ふるさとの見える丘展望台」です。
下の丘陵地に広がる桜と美唄市内、アイヌ語で「男山」を意味するピンネシリ山を一望できます。
公園からは1kmほど離れた高台にあります。
展望台のすぐ近くに約20台の駐車場が完備されていますので車で行くことをおすすめします。
まとめ
桜の時期には、最北のソメイヨシノを楽しめる東明公園。
さくらまつりでは、地元の美味しいグルメを味わうことも出来ます。
ぜひGWには美唄市の東明公園へお出かけください。