カタツムリの餌は何ですか?野菜!コンクリート食べるって本当!?

雑学

背中に丸い殻を持ち、

2本の目玉が交互に動く、

まるで宇宙生命体のような

不思議な生きもの「カタツムリ」。

 

ゆっくりと移動する姿は、

かわいらしくて、

なんだか癒されますよね。

 

このカタツムリ、

実は、ペットとして飼うことも可能性です。

雨上がりの庭先や、

道路で見かけることもありますが、

ペットショップでも売られていて、

入手は困難ではありません。

 

ペットを飼う場合に、

気になるのが「餌」の問題。

カタツムリは、

何を餌にしていると思いますか?

おうちで飼う場合には、

餌は「野菜」でOKです。

カタツムリは、

与える野菜の色によって、

面白いパフォーマンスをみせてくれますよ。

 

また、街で暮らしている

野生のカタツムリには、

あまり知られていない

「ある秘密」があります。

なんと「コンクリートを食べている」

というのです。

温厚そうなかわいらしい姿からは

想像もつきませんよね。

その謎についても、

わかりやすく解説しましょう。

 

カタツムリの餌は野菜でOK!

 

カタツムリは「草食」で、

野生のカタツムリの場合、

植物の葉・茎、落ち葉を食べています。

 

おうちで飼う場合には、それに近い、

皮や葉っぱなど、野菜を与えましょう。

ニンジン・キャベツ・白菜・キュウリは、

カタツムリが大好きな野菜で、

おすすめです。

世話がしやすいように、

餌は皿の上などに置き、

毎日新鮮なものに取り替えてあげましょう。

 

 

与える野菜は、捨てる分などでOKです。

カタツムリは体も小さいので、

あまり多くの量は食べられません。

食事を作ったときに出る野菜のクズを少量、

食べやすいように小さくカットして、

飼育ケースに入れてやりましょう。

餌にお金もかからず、

非常に「エコ」なペットですよね!

 

 

カタツムリの飼育で面白いところは、

うんちの色です。

なんと、カタツムリは食べる物によって、

違う色のうんちをします。

人参ならオレンジのうんち

キャベツなら緑のうんちをしますよ。

ぜひ、いろいろな色の野菜で

試してみてくださいね。

 

しかし、カタツムリによっては

特定の野菜をあまり食べない場合があります。

その理由は、

カタツムリにも好き嫌いがあるからです。

人間と同じように、

食べ物の好き嫌いがあるなんて、

面白いですよね。

自分のペットが、

どんな餌を好んで食べているのか、

観察してみましょう。

 

 

また、カタツムリの健康のためには、

「カルシウム」を与えなければいけません。

カタツムリが背中に背負った

殻を形成するために

とても必要なのです。

カルシウムは「卵の殻」で摂取できます。

野菜と一緒に、卵の殻も与えましょう。

 

 

餌が楽に手に入り、

飼育が簡単カタツムリですが、

絶対に与えてはいけないものがあります。

それは「アジサイの葉っぱ」です。

野生のカタツムリは、

アジサイの葉の上にいる

イメージがあるのですが、

これは、

葉を食べるためにいるのではありません。

アジサイの見頃と、

カタツムリが活発に活動する時期が

ちょうど同じなので、

そんなイメージが定着したようです。

 

しかし、アジサイには、

人間にも有毒な毒素があります。

それを知っているのか、カタツムリは、

好んでアジサイの葉を食べたりはしません。

人間も、たくさんの量を食べると、

呼吸困難になるなど、

大変なことになってしまうので

気をつけましょう。

 

カタツムリがコンクリート食べるって本当!?

 

野生のカタツムリが、

ビルやマンションなど、

建物の壁を這いまわっている姿を

見たことがありませんか?

実は、カタツムリは、

建物の壁に使用されている、

コンクリートを食べているのです。

これは、驚きますよね!

 

 

カタツムリは、

背中の殻を形成するために、

カルシウムを必要とすると説明しましたが、

自然界では、

カルシウムを摂取できるものが

あまりありません。

しかし、コンクリートには、

卵の殻などと同じように、

「カルシウム」が含まれています。

 

正しくは、炭酸カルシウムで、

コンクリートに豊富に含まれています。

 

雨が降ると、

この炭酸カルシウムが、

コンクリートから溶け出し、

それを食べる為にカタツムリが集まります。

 

コンクリート以外でカルシウムを摂るには、

死んだ仲間の殻を食べることもあるようです。

 

また、特定の場所にしか存在しませんが、

サンゴや貝殻などからも摂取します。

しかし、

これらは数が少なく入手困難なので、

やはり、

コンクリートから滲み出るカルシウムが、

カタツムリには一番いい

カルシウムの摂り方なのでしょう。

意外なところで、

人間とカタツムリは協力しているのです。

 

まとめ

 

飼育が簡単で、

餌にもお金がかからないカタツムリは、

小さな子供でも飼いやすいペットです。

 

食べ物によって、

うんちの色が変化し、

人間と同じように好き嫌いもする

カタツムリは、

観察のしがいがあり、

面白味がありますね。

学校の自由研究の題材にもぴったりです。

 

カタツムリ自体も、捕まえる以外に

ペットショップなどの近場で購入でき、

比較的入手しやいです。

さっそく、飼育を始めてみてくださいね!

 

雑学
スポンサーリンク
じぇいさかブログ
タイトルとURLをコピーしました