肩こりからくる頭痛つらいですよね?
肩こりと言えば年齢に関係なく持っている悩みですよね。
ひどくなると日常生活に大きな影響を及ぼしてしまうこともしばしば。
そんな肩こりや頭痛を少しでも和らげられる対処法・予防法をお伝えします!
これからお伝えする方法を実践して悩みを解決してしまいましょう!
肩こりから頭痛がくる原因とは?
普段の生活が肩こりに影響しているかも?!
普段何気なく過ごしていても、肩こりに繋がる原因は多くあります。
肩こりの原因
ストレスによる緊張
肉体や精神にストレスを受けると筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になります。
そのため、肩周辺の筋肉が緊張し肩こりが起こります。
連日ストレスにさらされ筋肉に過剰な緊張状態が続くと肩こりが慢性化することもあります。
筋肉疲労と肉体疲労
日頃から運動していないと筋肉が使われないので、筋肉の緊張や疲労が起こりやすく肩や首筋がこります。
さらに、運動不足は血行不良を招き肩こり発症の原因となっています。
眼精疲労
パソコンやスマホによる長時間にわたる目の酷使や眼鏡の度があっていないなど慢性的な目の疲労や筋肉の緊張が、肩こりを発症させることがあります。
同じ姿勢でのデスクワーク
長時間同じ姿勢でパソコンなどのデスクワークを行うことで、首や肩周辺の筋肉の緊張が続き肩こりの原因になります。
寒さによる筋肉の緊張、自律神経の乱れ
寒い場所や冷房の効いた部屋で過ごしていると身体に不自然な力が入り筋肉が緊張します。
さらに、寒さによって自律神経の乱れを引き起こすため筋肉の緊張が強まり、肩こりの原因となっています。
肩こりからくる頭痛の原因
若年層に多いのはスマホを使うことで起きる【スマホネック】というものです。
スマホネックとは病気名ではなく、体の状態を表す名称です。
正常な状態だと人の首は横から見たとき、反り返るようなカーブを描いていますが、このカーブが小さくなり7個ある頸椎の湾曲が30°以下になった状態のことを指します。
別名ストレートネックとも呼ばれ、首がまっすぐになるだけで〔肩こり、頭痛、めまい、集中力低下、不眠、抑うつ状態〕などが現れるとされています。
原因は、・スマホやパソコンを使うときに視線を下に向けて使用している ・長時間同じ姿勢で使用している ・座るとき姿勢が倒れ、腰が曲がった姿勢になる ためとされています。
また、首や方の筋肉が締まると頸椎が圧迫されて血流が悪くなります。
そうなると、脳に上った血液が下がらなくなり血管が膨張して脳が圧迫され頭痛となります。
脈に合わせてズキンズキンと痛みが出るにはこの血流の悪化が原因です。
肩こりによる頭痛の対処法
肩や首が凝ってきたなぁと思ったら早めに対処しましょう!
入浴で血行を良くする
38~40度くらいのぬるま湯にゆったりつかりましょう。
こっている部分に40~42度の熱めのシャワーと、17~20度の水を2~3分ごとに交互にかけ、最後に熱いシャワーを浴びるのもおススメです。
お風呂からあがったら湯冷めしないようにしっかり身体を拭きましょう。
また、蒸しタオルで首筋の下側を温めると筋肉の緊張が取れて改善されます。
ほど良い刺激のマッサージやストレッチ
痛みを感じるマッサージは、筋肉に余計な緊張や局所的な疲労を与えてしまうのでやめましょう。
マッサージをする場合は、軽く押す、もむ程度の軽い刺激を与えるのがいいでしょう。
また、肩甲骨周りからから首筋を伸ばすストレッチをすると筋肉の緊張が取れて楽になる方もいます。
椅子に座って手の指を組んで後頭部に手を当てます。
下を向くように頭を下げていき、背中から首の後ろが伸びるところまで下げていきます。
そのまま30~40秒維持します。
そうすると、肩や首の筋肉が緩み楽になります。
市販の薬を使う
鎮痛消炎成分インドメタシンやフェルビナクなどを配合した外用鎮痛消炎プラスターや、イブプロフェンが配合された鎮痛消炎内服薬が効果的です。
わからない方はドラッグストアで店員にきいてみるとすぐ持ってきてくれると思います。
上記の対処法で改善されない場合や、日常生活に支障がでるほど痛みがある場合は他の疾患が隠れている可能性があるので病院で診察を受けましょう。
肩こりによる頭痛の予防法
肩こりを予防して快適に過ごしましょう!
身体を動かし血行を良くする
あまり負担がかからず、全身の筋肉をバランスよく使う運動を行いましょう。
ウォーキングやサイクリング、ストレッチやラジオ体操を行うとバランスのいい運動ができます。
肩や首を冷やさない
エアコンによる冷えや冬の寒さに身を縮める筋肉の緊張は、肩こりの原因となっています。
なるべく冷気を避け、蒸しタオルやカイロを使い肩や首を温めましょう。
環境を変える
デスクワークが仕事の方は、パソコンとの距離を40cm以上離し目線が下になるように調整しましょう。
背筋を伸ばし深く腰かけるように座り、1時間に1回は伸びるようにしましょう。
スマホの場合は、机の前などでスマホの保持が楽にできる姿勢にし、うつむき加減にならないようにしましょう。
できるだけ目線を下げないようにし、画面の明るさと周囲の明るさの差をなくして使用しましょう。
これだけでもかなり予防できると思います。
まとめ
肩こりからくる頭痛には血流の悪化が原因で起こるのが一般的です。
中には別の疾患であるケースもあるのでひどく痛む方や長い期間苦しんでいる方は一度診察してみていいかもしれません。
また、肩こりの対処法や予防法を駆使して快適な生活を送りましょう!