「わた定」結衣と巧の結婚は?原作からのネタバレ・あらすじ結末

 
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今回で『わたし、定時で帰ります。』のネタバレ・あらすじも最後となります。

 

結衣と巧の結婚の行方がどうなるのかも気になるところです。

 

初めから読む場合は下のリンクから別ページに移動してください。

 

⇒わた定『わたし、定時で帰ります。』原作からのネタバレ・あらすじ

 

⇒わた定『わたし、定時で帰ります。』原作からのネタバレ・あらすじの続き

 

⇒わた定『わたし、定時で帰ります。』原作からのネタバレ・あらすじ中盤

 

⇒「わた定」愁の正体は柊だった!原作からのネタバレ・あらすじ終盤

 

⇒「わた定」福永の最後!原作からのネタバレ・あらすじ終盤の続き

 

登場人物やドラマのキャストも上のリンクから移動した最初のページに書いてありますので参考にしてください。

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『わた定』原作からのネタバレあらすじ「結衣の作戦」

 

朝7時、福永がいなくなったオフィスに次々とメンバーが出勤してきた。

 

結衣はメンバーに福永が案件をはずれたことを告げる。

 

そして社長の采配で福永の代わりにゼネラルマネージャーの石黒がヘルプに来てくれることになった。

 

石黒はかつてはこの会社で一番生産性が高かったことを告げた。

 

 

結衣は一人一人の力量を考慮し、食事・休憩・仮眠の時間も計算に入れた新しいタスク表を配る。

 

ただし晃太郎にはかなり多目にした。

 

「納品が終わったら上海飯店で打ち上げです」

 

「パーッとビールを飲んで会社の愚痴を言いましょう!」

 

とメンバーの気持ちを一つにしてやる気を出させた。

 

いよいよ仕事にとりかかると晃太郎の目の色が変わる。

 

晃太郎は結衣に「今度こそ死ぬ気でやれ。休憩はなしだ。命をかけるつもりでやれよ」とぶっ飛んでいる。

 

心の底では結衣に止めてほしいと思っているのだが・・・。

 

 

結衣はその日の夕方になると身体が悲鳴を上げてきた。

 

昨日の早朝にゴルフ場で社長に直談判してきたから一睡もせず仕事をして、食事もチャーシューメンしか食べていない。

 

でもチームの進捗は上々だった。

 

晃太郎は一分一秒も止まらない。

 

彼の持つ異様な緊迫感がオフィスの空気を侵食していった。

 

結衣はメンバーには代わる代わる吾妻の寝袋で仮眠をとらせた。

 

でも結衣は食事に行くふりをして、メンバーに気づかれないように作業報告書を一人で終わらせようと不眠不休でやろうとしていた。

 

仕事中毒の晃太郎がいきつくところのギリギリまでいかなければ、晃太郎を欺くことはできない。

 

これが最後の作戦だった。

 

 

そこへから電話が入る。

 

「月曜までは帰れない。着替えは持ってきたから直接ホテルに行く」と結衣は答えた。

 

巧は心配そうだった。

 

「顔合わせ、本当に来られるんだろうね。結衣ちゃんは仕事と僕との結婚とどっちが大事なのかな」

 

巧はいつになくしつこかった。

 

結衣が答えられないうちに電話が切れた。

 

でも結衣は深く考える暇はなかった。

 

 

猛スピードで文字を打つ。

 

集中力は途切れなく続いた。

 

いつの間にか日曜日の夕方になっていた。

 

「すごい終わりが見えてきた」吾妻が叫んだ。

 

「この分なら終電で帰れるかも」三谷が祈るように言う。

 

22時、結衣はテスト結果を念入りに調べ、晃太郎にも確認してもらう。

 

「よし」晃太郎がうなづいた。

 

「みんな・・・お疲れ様でした!」結衣がバンザイをする。

 

わあっと歓声が上がる・・・終わったのだ。

 

メンバーたちから拍手がわき起こり「お疲れ様」と言い合い、みんな帰って行った。

 

石黒も結衣にねぎらいの言葉をかけて帰った。

 

そこへ晃太郎が「よく耐えたな」と言って「後は俺がやるから帰れ」と言った。

 

結衣は「帰れない。作業報告書がまだ半分残っている」というと、晃太郎は驚いたが「俺も半分やる」と言った。

 

結衣はうなずいた。

 

晃太郎には最後まで会社にいてもらう必要があるのだ。

 

 

気づいたらもう朝7時だった。

 

晃太郎は自分の分を終え、ジョギングシューズを履き走りに行った。

 

結衣はいよいよ作戦の仕上げに入った。

 

晃太郎が帰ってくる前に床に横たわるのだ。

 

目をつぶりピクリとも動かなくなる。

 

そういうフリをする。

 

倒れている結衣を見て晃太郎は驚くだろう。

 

これで作戦は終了だ。

 

3年前、両家の顔合わせの日、晃太郎はソファで倒れていた。

 

あの時の恐怖を晃太郎にも味あわせたかった。

 

それで変わってほしかった。

 

 

「結衣」と呼ばれた。

 

「結衣」と激しく揺さぶられた。

 

懐かしいぬくもりが背中に伝わってきた。

 

でもまたすぐに意識が遠のいた。

 

再び意識が戻り最初に見えたのは病院の天井だった。

 

晃太郎が「結衣」と椅子から立ち上った。

 

フリをするつもりが、意識を失って倒れた時、額を切りかなりの出血があったそうだ。

 

「打ち所が悪かったら死んでいたかもしれない。わかってんのか」

 

晃太郎の方がよほど傷ついているように見えた。

 

「結衣起きろって揺さぶっても何の反応も無くて。あの時人生終わったと思った・・・仕事なんかやったって・・・」

 

晃太郎は結衣の意識が戻るまで7時間付き添っていたのだ。

 

 

仕事の引き渡しには石黒と賤ヶ岳そして社長も同行した。

 

「弊社の社員に長時間労働を強いる企業から今後一切の仕事を請けるつもりはありません・・・」

 

「・・・が、その場合御社は、じきに業界一位となる予定のパートナー企業を失うことになります。それでもよろしいですか」

 

と言い、押し付けられた追加要件の費用も請求したらいい。

 

そして社長は「社員一人あたりの残業を月20時間に抑える。絶対やってみせる。そして業界一位を目指す」と言ったそうだ。

 

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『わた定』原作からのネタバレあらすじ「結衣と巧の結婚は」

 

「今日月曜?どうしよう。19時にウェスティンホテルで顔合わせだ」

 

婚約指輪を玄関に忘れてきた結衣はあせっていた。

 

晃太郎は「その傷の償いにマンションまで送る。ウェスティンホテルにも連れて行く。今度こそ結婚させてやる。それで全部終わりにする」と言いはる。

 

マンション前にタクシーを停め、晃太郎は玄関まで付いてきた。

 

結衣は靴箱の上に婚約指輪を確認しほっとする。

 

その時、2階で物音がした。

 

それも位置からして寝室からだ。

 

一人ではなく二人いる。

 

晃太郎は俺が見てくると静かに階段を登っていく。

 

結衣はまさかとは思いながら靴箱を開ける。

 

そこにはファーの付いたバレエシューズがあった。

 

誰の物かはすぐに分かった。

 

前に一度会ったことがある巧の下で働いている三橋さんの物だ。

 

結衣は力が抜けて玄関に座り込んだ。

 

晃太郎は足音一つ立てずに降りてきた。

 

2階ではまだ物音が続いている。

 

「出よう」

 

晃太郎はぐずぐずしている結衣の手をつかみ引っ張り出した。

 

「晃太郎さえ見なかったことにしてくれさえすれば私はいいから」と言う。

 

晃太郎は結衣から指輪を奪い、川に向かってきれいなフォームで投げた。

 

「もうあきらめろ。あきらめてくれ・・・。じゃないと俺が苦しくなる」

 

 

結衣は自分にないものを持っている晃太郎が好きだった。

 

忘れられなかった。

 

でも納期など放り出して家に帰っていれば巧を失わずに済んだのではないか。

 

巧が好きだった。

 

晃太郎と別れた後の日々を巧なしでは乗り越えることはできなかった。

 

また一人になってしまった。

 

結衣は父に電話した。

 

「顔合わせ中止。結婚もたぶん中止」と。

 

 

「そうだ。会社に戻らなくていいの?」と言う結衣に、「そんなもの。どうせもう定時だ」と晃太郎が言う。

 

何か変わった気がする。

 

もしまた晃太郎が自分を止められなくなったら、結衣は同じことをするだろう。

 

永遠に分かり合えないかもしれない。

 

一生孤独のままかもしれない。

 

それでもいい。

 

大切な人を向こう側に行かせないために。

 

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