ユーチューブから良心的な広告スポンサーが引き揚げを開始しているという話があります。
ディズニーなどがユーチューブのスポンサーから撤退しているらしいのです。
なぜスポンサーが離れていってしまうのか、ユーチューバーにとっては死活問題ですね。
一部のユーチューバ―の投稿内容が原因になっている模様。
YouTubeの運営側の対応も厳しくなっていくはずです。
広告から撤退していく企業
ウォルト・ディズニーがユーチューブの広告から引き揚げたというニュースが話題になっています。
世界的にも影響力のある企業の判断は、これから他の広告主にも広がっていくかもしれません。
ネットのニュースに以下のような記事がありました。
米ウォルト・ディズニーがネスレなどに続いて「ユーチューブ」から広告を引き揚げたことが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。サイト上のコメントが「ソフトコアな小児性愛集団」をいかに手助けしているかについて1人のブロガーが詳細に語ったことがきっかけ。そうした動画の一部はディズニーやネスレの広告の後に再生されていた。
スイスのネスレの広報担当者は20日、米国でユーチューブ上の全広告を休止したと電子メールで明らかにした。ゲームメーカーのエピック・ゲームズやドイツの加工食品メーカー、ドクター・アウグスト・エトカーもこうした動画の前に自社広告が流れた事例を踏まえ、ユーチューブへの広告を見合わせていると説明した。ディズニーも広告を控えていると、決定が公表されていないことを理由に関係者が匿名で語った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190221-23636666-bloom_st-bus_all
このように広告の引き揚げもありますし、参入の見合わせも増えてきてしまいます。
原因となるユーチューバーの動画投稿
どんな動画が広告主から嫌われているのかを考えればいいわけです。
その動画と一緒に自社の広告が流れると企業イメージが壊れてしまう動画は嫌われる。
分かりやすい話です。
ただ、YouTube側も初めから分かっているので、しっかりしたポリシーを掲げています。
ポリシー違反をあげてみると
- ヌードや性的なコンテンツ
- 有害で危険なコンテンツ
- 不快なコンテンツ
- 暴力的で生々しいコンテンツ
- 嫌がらせやネットいじめ
- スパム、誤解を招くメタデータ、詐欺
- 脅迫
- 著作権侵害
- プライバシー侵害
- なりすまし
- 子供を危険にさらす行為
などがあり、詳しくはYouTubeのポリシーに書いてあります。
これらに違反すると制裁措置が取られるわけですが、YouTubeのスタッフが確認して停止にするまでのわずかな時間でも配信されているわけなので、広告主は良い気分ではないですね。
質の低い動画が増えれば増えるほど、広告主は去っていくのでしょう。
広告主あってのYouTube
ユーチューバーは広告費から報酬をもらっているのだから、広告主の存在を無視することはできません。
一部の低質なコンテンツのせいで広告主が離れていったら、ユーチューバー全員に悪影響がでます。
広告主の存在を無視して、ポリシー違反の動画を配信したアカウントは停止になりますよね。
日本で有名なチャンネル登録が7桁だった某ユーチューバ-もアカウント停止になってしまいました。
広告主の引き揚げが深刻な状況になれば、今までより厳しい基準で、厳しい制裁が下されていくでしょう。
動画の時代は始まったばかりで成長していく
スマホやタブレットが世界的に普及していますし、光の通信速度も早くなってきていますから、文章で見る時代から動画で見る時代に変わってきています。
動画は好きな時間に好きな場所で見れるのでテレビより手軽に見れます。
ブログやホームページから動画へ
テレビから動画へ
ユーチューバーになる事は簡単なので(成功するかは知らない)、始めようとする個人も増えていくでしょう。
せっかく広がっている市場をユーチューバー自身の手で壊してしまうのはもったいないですよね。
まとめ
ユーチューブから広告主が引き揚げているのは、ユーチューバーの質が問われているんだというお話でした。
広告主に配慮した動画を投稿しないとアカウントの停止など厳しい措置が待っています。
せっかくの成長市場を自分たちの手で壊してしまわないように注意が必要です。