知らないと恥ずかしい!?お墓参りでのお花の生け方を徹底解説!

生活

お墓参りは、

ご先祖様に日頃の感謝をこめて、

供養する大切な、日本の行事です。

 

お墓参りの時期は、

お盆やお彼岸、その他お正月、

故人の命日などが、一般的ですね。

 

結婚や就職、入学など、

人生の節目に報告をかねて、

お墓参りに行く人も少なくありません。

 

私自身も、就職や結婚時に、

ご先祖様に報告をするために、

お墓参りに行ったことがあります。

 

 

そんなお墓参りですが、

お墓に供える「お花」について、

生け方のルールや、マナーで悩んだことはないですか?

 

私はといえば、恥ずかしながら、

「こんな感じなら、見栄えが良いかな…?」

という曖昧な雰囲気で、何となく生けていました。

 

お墓参りに行った時の、

お花の生け方について、結論からいうと、

 

・長い花を真ん中にし、全体が「ひし形」になるよう生ける。

・お花の本数は、奇数が一般的。

・花を持っていく前に、「水切り」をする。

・夏場は水が腐りやすいので、「延命剤」を使う。

・花立てが既にいっぱいの時は傷んでいるお花と取り換えて生ける。

 

です。

 

ここではお墓参りの際に役立つ、

お花の生け方のルールと、その理由について、

紹介します。

 

あわせて、お花を長持ちさせるコツと、

お盆やお彼岸時期に役立つ、

生け方のポイントを、お伝えします。

 

墓前に供えられた

美しいお花を見ると、

自然と心が穏やかになりますよね。

 

ルールとポイントを押さえ、

お花を美しく、墓前に供えましょう。

 

たったこれだけ!?お墓参りの正しいお花の生け方とその理由!

 

お墓にお花を生ける時は、

長い花を真ん中に配置し、正面から見た時に、

「ひし形」になるよう生けるのがポイントです。

 

 

「ひし形」にする理由ですが、

神事に使う榊が「ひし形」なので、

その形になぞらえるため、と言われています。

 

お花の高さについては、

お墓に近い場所、つまり一番後ろが高く、

手前にいくほど低くなるように生けてみましょう。

 

この方法だと、正面から見た時、

お花同士が隠れず、すべてのお花が見えるので、

バランスが良く、見栄えが美しくなります。

 

お花の向きですが、お墓に向けるのではなく、

お参りをする人の方向から見て、

正面になるよう、生けてください。

 

これは供養する人自身が、

墓前の美しいお花を見て、安らかな気持ちになり、

心が清められるように、というのが理由です。

 

お墓の前には一般的に、

花立てが2つ対になって、

置かれていることが多いです。

 

ですので、お花を用意する際には、

左右対称に花立てに生けられるよう、

2束作って、持っていきましょう。

 

ちなみに1束に使う、花の本数は、

3,5,7本というように、

奇数で作るのが、基本になっています。

 

以上が、

お墓参りの際に役立つ、

美しく見えるお花の生け方のポイントでした。

 

これで完璧!お墓参りのお花の生け方プロフェッショナル編!

 

お墓参りに行って、

お花が枯れてしまっているのを見ると、

何となく切ない気持ちになってしまいますね。

 

お墓の花立ては、なかなか小まめに、

水を変えることができないので、

仕方がないのですが…。

 

でも、せっかくお花を生けるのなら、

なるべくきれいに、

長持ちさせたいですね。

 

そこで花を生ける前に、

水切り」をしてみてください。

お花がグッと長持ちしますよ。

 

「水切り」の方法をお伝えしますね。

 

まずバケツに水を張って、

茎だけを水につけてください。

 

茎を水の中につけたまま、

茎の先を1~2㎝程度、斜めに切ってください。

 

茎の先を斜めに切ることで、

切り口の面積が広がって、

水を多く吸収できるようになり、

花が長持ちするという訳なんです。

 

水につけずに茎を切ってしまうと、

茎に気泡が詰まってしまい、効果が出ません。

水の中につけたまま切るのが、ポイントです。

 

家からお花を持っていく時は、

ぜひ「水切り」してみてくださいね。

 

夏場は要注意!延命剤の活用で見栄えも気持ちもいいお花を生けよう!

 

特に気温が高くなる夏場など、

花立ての水や、お花の茎が腐ってしまい、

イヤ~な腐敗臭を嗅いだことありませんか?

 

花立ての水が、

ドロッと腐ってしまうのは、

バクテリアが繁殖しているのが原因です。

 

その状態だと、

お花の茎も腐ってしまい、

水を吸わなくなって、枯れてしまいます。

 

私もドロッとした水や、

お花を取り換えた経験がありますが、

あまり気持ちのいいものではないですよね。

 

そこでおススメなのが、

切り花用の「延命剤」です。

ホームセンターや、お花屋さんで購入できますよ。

 

特に「仏花専用の延命剤」が、ぴったりです。

ステンレスや真鍮製の花立てでも、

腐食することがないので、安心して使えます。

 

 

「延命剤」を、花立ての水に使うと、

抗菌成分が入っているおかげで、

水が腐らず、花立てがヌメってしまうこともありません。

 

お墓にお花を生ける際には、

ぜひ「延命剤」を使ってみてくださいね。

 

そして、

お盆やお彼岸といった時期の、

お花の生け方のポイントも、お伝えします。

 

お盆やお彼岸は、

お墓参りに行く人が増えるため、

供えられるお花の数も、多くなりがち。

 

お墓に行くと、もうすでに、

花立てにお花がいっぱい…!ということも。

 

その場合は、

まず、供えられている花の中から、

傷んでいるものを、取り除いてください。

 

そして、

持参した新しいお花と交換して、

生けるのがポイントです。

 

傷んだお花と交換した後も、

手元に新しい花が残ってしまったら、

無縁仏さま、合祀墓に、お供えしてくださいね。

 

まとめ

 

最後に、まとめると、

 

・長い花を真ん中にし、全体が「ひし形」になるよう生ける。

・お花の本数は、奇数が一般的。

・花を持っていく前に、「水切り」をする。

・夏場は水が腐りやすいので、「延命剤」を使う。

・花立てが既にいっぱいの時は傷んでいるお花と取り換えて生ける。

 

です。

 

私も、お墓参りの時には、

「ひし形」を意識してお花を生けています。

 

お墓参りの際には、

ぜひ、この記事を参考に、

美しくお花を生けてみてくださいね!

 

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