こんにちは。
今回は、離乳食を早めにする
メリットやデメリットについて
ご紹介します。
子育てをされている方は、
いつ離乳食に移行するか
一度は悩むことではないでしょうか。
特に、初めて子育てをしている方は不安なことも多いでしょう。
インターネットで検索してみても、
「いろいろな情報が錯綜していて、余計に混乱した」
という方も多いと思います。
そこで本記事では、
離乳食にするのは早い方がいいのか
遅い方がいいのか、
お伝えしていきます。
少しでも役に立つ部分があれば、
ぜひ参考にしてみてください。
離乳食を早めにするメリットは?
では、離乳食を早めにするメリットは、あるのでしょうか。
ここでいう早めとは、
生後5ヶ月よりも早い段階での
離乳食への移行を指します。
結論から言えば、メリットは少ないと言えます。
むしろ、デメリットの方が多いため、
無理に早めることはあまりオススメしません。
デメリットに関しては次の項でご紹介しますので、
本項では、離乳食のメリットが少ない理由や考え方をご紹介します。
その理由や考え方については以下の通りになります。
- 子どもの成長に合わせるべき
- 見た目の成長と体の成長はイコールでない
もしかするとあなたは、
「子どもの成長のために早く離乳させなければ」
と思っているのではないですか?
しかし、子供の体は、
まだ離乳についていける状態ではないかもしれません。
一般的には、生後5か月~7か月ごろから
離乳食に徐々に変更していくことが望ましい
とされています。
見た目は成長していても、
消化器系の内臓が発達していないためです。
離乳食を口にすることができても
栄養を吸収できなければ意味がありません。
ここで、離乳食を早めるメリットについてもお伝えします。
メリットに関しては、赤ちゃんの成長が早ければ離乳食に早めに移行することで
- 育児が少し楽になる
- 仕事がある方はそちらに集中しやすくなる
- アレルギーを発症しにくくなる可能性がある
ということが言えるでしょう。
しかし、赤ちゃんが未発達なうちに
焦って離乳食に変更してしまい、
調子を崩したり免疫が低下したりすると
かえって育児に時間を割かなければならなくなります。
そのため、総合的にみても
離乳食は無理に早める必要はない、
と言えそうです。
以上のことから、無理に離乳食を早める必要はないと言えます。
遅すぎるとそれはそれで問題ですが、
かといって「早くしないといけない」
というわけでもありません。
もちろん、
「栄養失調になるのではないか」
「今後の成長に支障がでるのではないか」
という不安があるとは思いますが、
平均的な期間で移行していけば
そのような問題が起こる可能性は低いと思われます。
そのため特別な理由がない限り、
早くても5か月くらいから少しずつ
離乳食へと変えていくことをオススメします。
離乳食を早めにすると良くないというのは本当か?
では、離乳食を早めることにどんなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットとしては、前項でも述べたように、
- 内臓が未発達の可能性がある
- アレルギーになりやすいとも言われている
といったことが挙げられます。
内臓、特に消化器系が未発達であると、
せっかく離乳食を食べても栄養を吸収することができません。
胃や小腸などで栄養を吸収する能力が身に付いていないからです。
また、アレルギーになる可能性も否定できません。
数年前までは
早くにアレルギーを起こす可能性があるものを食べるとアレルギーを引き起こしやすい体質になるため離乳食は遅らせるべきだ
とされてきました。
しかし、最近の研究で、
離乳食を遅らせる方がかえってアレルギーを発症しやすくなる
という結果がでました。
そのため、離乳食を遅らせるのは
発達が遅れるだけでなく
アレルギーに苦しむ確率も上がるので
避けた方が良いとも言えます。
しかし、早くすれば良いという結果はでていないようです。
難しいですね。
つまり、
「遅らせるのは危ない」ですが
「早くすればいいというわけでもない」のです。
これに関しては賛否両論のため、
はっきりとした根拠を提示することはできません。
しかし、どちらにせよ早くしすぎないにこしたことはないでしょう。
まとめ
ここまで、離乳食を早めるメリットやデメリットについてまとめてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
少しでも役に立てば幸いです。
子育ては常に不安がつきまとい、分からないことも多いと思います。
インターネットで調べても、様々な情報があふれており、
記事によって言われていることが違うこともしばしばあります。
実際、根拠がないものや諸説あるものが多く、
はっきりと一概にどうであるとは言えません。
そんな情報過多の中、どうしていいか混乱し、
ナーバスになる方もいるでしょう。
どうしても不安な方は、
かかりつけの病院で先生に診てもらうことをオススメします。
この記事の前半でも述べましたが、
見た目の成長と本当の成長は違います。
「うちの子は成長が早いから…」
などと心配に思っている方はぜひ医療機関で
アドバイスをもらってみてくださいね。