トマトのヒミツ!意外と知らない保存方法や期間・栄養・歴史を探る

生活

世界で8000を超える品種があると言われており、

気温の上がるこれからの季節の食卓には欠かせないトマト

 

でも意外とトマトのことって

知っているようで知らないことが多いですよね。

 

歴史だとか栄養だとか保存期間、

特に保存方法を間違っている方が多いかも。

 

保存が上手になれば、

トマトが無駄になることもなくなりますよね。

 

そこで、トマトのヒミツを探ってみました。

 

間違っていませんか?トマトの保存方法

 

トマトの正しい保存方法をご存知ですか。

 

保存を上手にすれば

トマトが無駄になることもありませんし、

最後まで美味しくいただくことができます。

 

トマトは、

サラダや煮込み料理など料理のレパートリーも広く、

リコピンなど栄養も豊富にあり、

常備しておきたいけれど

保存が難しいと感じているのではないでしょうか。

 

 

 

トマトを常温で保存する場合ですが、

 

まず、まだ青いトマトですが、

完熟前ですので常温保存で追熟させるのですが、

追熟に適した温度は10~15℃前後と言われていますので、

夏場の常温保存は適しません。

 

常温保存が可能な時期は11月下旬~4月上旬までです。

 

これ以外の時期は冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

 

完熟した赤いトマト10℃以下の場所で保存します。

 

冬場以外は冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

このとき、保存容器やポリ袋に入れて

口や蓋をしっかり締めるあるいはラップをして、

ヘタを下向きにして保存するようにします。

 

 

 

トマトを長期に保存する場合ですが、

冷凍保存がおすすめで、

丸ごと冷凍保存することができるのです。

 

丸ごとトマトを冷凍保存する場合ですが、

きれいに洗ってヘタを取り除き、

しっかりラップして空気からトマトを守ります。

 

その後、フリーザーバックグに入れて冷凍保存をします。

 

この時、フリーザーバッグにも、

できるだけ空気が入らないようにするのがポイントです。

 

トマトの保存期間ってどれくらい?

 

トマトの保存期間ですが、季節にもよりますが、

 

 

トマトが青い場合は追熟するまでに

3日から5日ほど要しますので、

この期間も保存期間の対象となります。

 

 

完熟した赤いトマトの場合は、

1週間程度まで新鮮な状態で頂くことができます。

 

トマトをパックやポリ袋、ラップなどに入れるなどして、

しっかり口を閉じてヘタを下にして保存しますが、

この状態であっても冷蔵庫で保存できる期間は

10日程度ですので注意して下さい。

 

トマトはどこから来たの?

 

今では当たり前のように食べられているトマトですが、

このトマト、一体いつ、どこから日本に来たのでしょうか。

 

 

南米ペルーのアンデス山脈が原産地で、

16世紀にジャガイモとともにヨーロッパへと渡り、

その後17世紀(江戸時代初期)に日本に伝えられました。

 

 

しかし、日本に伝わった時は、

トマトに毒があったために

観賞用として用いられていたそうです。

 

現在のように食用として栽培されるようになったのは、

19世紀に入ってからで、

20世紀になってから日本でも栽培が始まり、

またこの頃から食文化も洋風化となってきましたので、

急速に消費量が増加してきたのです。

 

トマトには豊富な栄養成分がある!

 

真っ赤な完熟トマトには栄養がいっぱいあります。

 

その中でも最近とくに注目されている栄養成分が、

リコピンと呼ばれるカロテノイドの一種で、

トマトの赤い色はこのリコピンの赤なのです。

 

リコピンは、抗酸化力が強く、

血液をサラサラにすると言われており、

生活習慣病予防や老化抑制にも効果があります。

 

 

トマトは、低カロリーで

さまざまな栄養成分が豊富な健康野菜で、

美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCをはじめ、

老化を抑制するビタミンE

塩分の排出を助けるカリウム

腸内環境を整える食物繊維などをンバランス良く含んでいます。

 

 

先程も少し触れましたが、

カロテノイドの仲間であるリコピンや

βカロテンは最近、特に注目されています。

 

私たちは酸素がなければ生きていけませんが、

酸素には細胞を酸化させ、

老化や動脈硬化、

ガンなどの生活習慣病を

引き起こす作用があることがわかってきたのです。

 

そこで、

抗酸化作用を持つリコピンやβカロテンに

期待が集まっています。

 

特にリコピンの抗酸化作用は強力で、

βカロテンの2倍、

ビタミンEの100倍ともいわれています。

 

 

リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性ですが、

生野菜からは非常に低く、

同じ量を摂取したとしても、

生のトマトより加工品の方が2~3倍も

リコピンを吸収しやすいことが明らかになっています。

 

また、油を使った料理でも

比較的熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まります。

 

そのためリコピンを効率的にとる場合、

トマトを生で食べるだけでなく、

トマトソースやポトフ、

カレーなどに利用するのもよい方法と言えます。

 

まとめ

 

世界で8000を超える品種があるトマトは、

抗酸化力が強く、

血液をサラサラにすると言われているリコピンが含まれています。

 

また、リコピンと同じ抗酸化力が強いβカロテンも含まれており、

リコピンとともに生活習慣病を抑制しています。

 

また、疲労物質の代謝を促すクエン酸や

コラーゲンの生成を助けるビタミンC、

血圧を下げるカリウムなどが含まれています。

 

そんな栄養価の高いトマトの保存ですが、

緑色の部分が残っているトマトは

温度を10℃~15℃に保ち追熟させます。

 

赤く完熟したトマトは、冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

その際、トマトをポリ袋に入れて口を閉じるか、

ラップをきっちりして、

ヘタを下にして保存します。

 

この状態にしておくと

1週間程度は新鮮な状態で食べることができます。

 

トマトは風邪の予防にもなりますし、

夏バテ予防にもなりますので、

栄養素を効率よく取るようにして

健康な身体を保つようにしましょう。

 

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